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【再送】「蓮見涼風の記・番外編〜3年前の風景〜」

成婚者の声にてお馴染み!群馬県太田市の県民結婚相談ぐんまの卒業生である蓮見涼風さんより「蓮見涼風の記・番外編〜3年前の風景〜」というタイトルのお便りを頂きました。
ご成婚~ご結婚後の心境や出来事に対する捉え方等、ご成婚のずっと先にどんな事が待っているのかなどなど、実際に結婚相談所で活動されている方やこれから結婚相談所へのご登録をご検討されている方々には大変参考になるであろう内容かと思います。

 

 

先日、夫婦揃って遊園地へ行きました。
交際期間中にデートした場所です。
3年振りの遊園地。
偶然にも、あの頃と同じ季節。
せっかくだから以前と同じルートで遊園地まで行ってみようかと、助手席に妻を乗せ、あの時と同じ風景を見ながら運転している最中に、3年前の様々な事を思い出します。
交際期間中、花火大会へ向かう途中のコンビニで遊園地の前売り券を購入して、予定が合う日に一緒に行きましょうと伝えると、妻が喜んでくれた事。
当日、僕が待ち合わせ時間より30分以上早く到着してしまい、少し早く来てしまったかと思っていたところ、既に妻は待ち合わせ場所で待っていた事。
道に迷ってしまい、かなり遠回りをしたはずなのに、本来の到着予定時間より早く遊園地へ辿り着いてしまって、2人で笑った事。
長距離を移動中の車内も、お互いの共通点を見つけたのをきっかけに会話が弾んだ事。
まだ、この時は成婚の話や、もし結婚したらといった深い話をするよりも、ただ僕と一緒に居て楽しんでもらえる様に、また僕と会いたいと思ってもらえる様に、そんな次に繋がる気配りを大切にして会話していたと記憶しています。
今回の遊園地では、前回は混雑していて諦めたジェットコースターに乗ったり、あの頃と同じアトラクションで楽しみました。
観覧車の中から見た景色は、3年前と何も変わらぬ風景で 。しかし唯一変わっている点は、結婚指輪をして、僕達は夫婦になって同じ景色を見ている。交際期間中は、まだお互い敬語で話し、多少の緊張感の中で隣を歩いていたのに、今では同じ景色を見て、手を繋ぎながら寄り添って歩いている。そんな事を考えていると、観覧車が1周してゴンドラを降ります。
その刹那に、本当に妻と結婚して良かった、幸せだなと実感しました。そして幸せを実感すると同時に、今の結婚生活が決して当たり前の事ではないんだと、改めてそう思うのです。
実は結婚してから、交際期間中に2人でデートした場所に、再び訪れている事が多いです。
我々夫婦がお見合いした場所。
予約をして食事をしたレストラン。
ショッピングモールの映画館。
一緒に食べたパフェやパンケーキのお店。
隠れ家風の喫茶店。
交際期間中、各々の場所、各々の風景の中、2人で話した会話の内容は忘れませんし、その時に感じた妻の優しさや気遣い、お互いの共通点や感謝の気持ちが、現在の風景と繋がって、今こうして我々が夫婦でいられるのだな、と。
皆さんも成婚した際には、交際期間中に過ごした場所へ足を運んでみて下さい。その風景の中で、幸せを実感出来る事を祈っています。